福祉・医療

「劣等児」特別学級の思想と実践

「劣等児」特別学級の思想と実践

著者: 阪本 美江

発行年月:2016年12月

「第二次世界大戦以前の日本の学校教育においては「劣等児」という概念があった。今日でいう学業不振児である。既に明治20年代から、それらの子どもたちのために特別学級を設置する対応が始められており、明治40年の師範学校規定制定に伴い各地の師範学校附属小学校に特別学級が設置されたのが「劣等児」教育の第一の隆盛期とされている。続いて大正末期から昭和初期にかけてが、その第二の隆盛期と目されている。(本書は)この第二の隆盛期の奈良県における「劣等児」特別学級の実践と、その根底にあった思想の解明に取り組んだものである。」(序:西村拓生・奈良女子大学教授 より)