シリーズ福祉に生きる69 長谷川りつ子/長谷川よし子

シリーズ福祉に生きる(編者:津曲 裕次)

著者:米村 美奈

発行年月:2017年5月

価格:本体2,000円(税別)

ISBN:978-4-908926-05-1

体裁:B6判・310頁・並製・カバー装

シリーズ福祉に生きる69 長谷川りつ子/長谷川よし子

宗教・教育・社会事業に生涯を賭して多くの苦難を乗り越え尽力した長谷川良信(1890~1966)、その初期活動を懸命に支え燃え尽きるように37歳で逝去した 長谷川りつ子(1899~1935)。
りつ子を姉とも慕い志を継承し、良信の多彩な活動を支えながら良信没後には全事業を継承発展させた 長谷川よし子(1907~1996)。

長谷川良信の建学になるマハヤナ学園と大乗淑徳学園――りつ子・よし子は良信と共に「マハヤナ学園」を本拠として“マハヤナ”(サンスクリット語・大きな乗物=大乗に由来)の名のとおり、貧困生活者の生活を包括的・具体的に支援し、まさにさまざまな人を救うことに専心した。いま、生きつづける二人の志をかみしめる。

(目次より)
第1部:長谷川りつ子
女学生時代 職業婦人として活躍 社会事業に生き良信を支える 巣鴨女子商業学校の設立 富士見高原療養所 急逝と追悼
第2部:長谷川よし子
里親遍歴と幼少時代 尼衆学校 戦時下の中で マハヤナ学園の社会事業略史 良信のブラジル開教 淑徳大学の開校

長谷川りつ子(はせがわ・りつこ 1899~1935)〔 〕は現称
静岡県田方郡三島町〔三島市〕生まれ。三島高等女学校〔三島北高〕・共立女子職業学校〔共立女子大〕卒後、佐野農業補習学校〔裾野高〕の教員となる。榛原高等女学校〔榛原高〕退職後、長谷川良信と結婚。開校間もない巣鴨家政女学校〔淑徳巣鴨高〕の教員・運営のほか様々な社会事業活動に従事。マハヤナ学園でよし子と出会う。35歳の時、脊椎カリエスと診断され療養。昭和10年没、享年37。

長谷川よし子(はせがわ・よしこ 1907~1996)
愛知県幡豆郡西尾町〔西尾市〕に生まれる。里親を遍歴して育ち、尼僧となる。日本女子大学校と東洋大学で社会事業を学ぶ。マハヤナ学園でりつ子と良信に出会い、後に還俗して結婚。マハヤナ学園理事・撫子園施設長を歴任。淑徳大学を開学した翌年逝去した夫の後を継ぎ、大乗淑徳学園・マハヤナ学園理事長、巣鴨女子商業高校・中学校〔淑徳巣鴨高・中〕校長も務めた。平成8年没、享年88。

【著者紹介】淑徳大学総合福祉学部教授。
【シリーズ編者紹介】長崎純心大学大学院教授、高知女子大学名誉教授、筑波大学名誉教授。

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