近現代

アジア学叢書 356巻 満洲国事情

アジア学叢書 356巻 満洲国事情

編者:満洲事情案内所/東亜旅行社/日満実業協会

発行年月:2022年4月

満洲国の国となりを概観し、都市・名所をくまなく巡る案内3資料を合本。写真・図51点収載
原本①:満洲事情案内所編『満洲国勢』〈満洲事情案内所報告74〉満洲事情案内所、1940・昭和15年刊、本文150頁。 
原本②:東亜旅行社編『満洲』〈東亜旅行叢書第28輯〉東亜旅行社、1943・昭和18年刊、本文124頁、写真16頁。各地の史蹟・名勝・伝説・行事・名産を簡明・精確に記す好旅行案内(日程・費用概算含む)。
原本③:日満実業協会編『満洲の採金に就て』日満実業協会、1935・昭和10年刊、本文88頁。主要産業「採金」事業の実情を伝える資料。

アジア学叢書 355巻 満洲移住生活

アジア学叢書 355巻 満洲移住生活

三浦悦郎/拓務省拓務局/牛久昇治編著

発行年月:2022年4月

「移住」を検討する人々のために発行された、満洲理解のための3資料を合本。写真・図30点/「満洲農業移民入植図」2点(折込)収載。
原本①:三浦悦郎編『満洲移住読本』改造社、1939・昭和14年刊、本文138頁。
原本②:拓務省拓務局編『満洲青年移民の栞』拓務省拓務局、1938・昭和13年刊、本文30頁。
原本③:牛久昇治著『満洲に適する健康生活』大阪屋号書店、初版1940・昭和15年刊(底本は昭和17年刊四版)、本文227頁。序:高野六郎、守中清。現地での衛生健康生活についての具体的注意に満ちた希書。

アジア学叢書 354巻 満洲事典 昭和十四年版

アジア学叢書 354巻 満洲事典 昭和十四年版

編著者:千田万三

発行年月:2022年4月

原本:満鉄社員会、1939・昭和14年刊。
図4点/満洲交通図〈特大〉1点(折込)収載。満洲「情報」を満載の必携・有用文献。

アジア学叢書 353巻 アラビア奥地行

アジア学叢書 353巻 アラビア奥地行

著者: W・B・シーブルック/訳者:斎藤大助

発行年月:2021年12月

原本:大和書店、1943・昭和18 年刊。
写真・図72点収載。原著者W.B. Seabrook (1884-1945)は、原始民族特に宗教を研究したアメリカ人作家。本書(1927 年刊)、アラビア北部辺境地帯の調査・探索は1925 年になされた。「著者の観察の焦点は、あくまで宗教に在るのであって、民族運動と称するが如き政治面は一切これを押し殺している(訳者序)」の通り、強盗、武器、沙漠、城壁、遊牧、駱駝、騾馬、山羊、騎馬、商隊、テント、食事、絨毯、礼拝、キリスト教論、托鉢僧、巡礼、裁判、刑罰、婦人、出産、子供、祭、アラビア語、詩歌…現地人との会話が豊富に挿入されて、回教・イスラム的世界が眼前に生き生きと展開され、古びない記録となっている。

アジア学叢書 352巻 樺太風物抄

アジア学叢書 352巻 樺太風物抄

著者:谷内尚文

発行年月:2021年12月

原本:七丈書院、1944・昭和19 年刊。
著者自筆絵12点収載。著者は北陸(富山)出身の画家・美術教師(と推測される)で、樺太に在住。昭和19 年時点で樺太には約40 万人の邦人が生活していた。北方寒地での日常の暮しぶりが、適切な背景説明(歴史・地理等)と芸術家的感性をもって肌身に伝わってくる描写の読みやすい文章で綴られた好風物記。

アジア学叢書 351巻 南太平洋踏査記

アジア学叢書 351巻 南太平洋踏査記

著者:秋本貫一

発行年月:2021年12月

原本:日比谷出版社、1943・昭和18年刊。
写真104点、折込1点(南太平洋地図)収載。昭和15 年(1940)11 月から翌年元旦まで約2 ヶ月の南洋諸島実情調査の記録。1941 年12 月、大東亜戦争勃発
を機に、南洋群島に四半世紀在住し、現地と在留邦人の消息に通じていた経験をもとに、あまりに「知らない内地人」のためにあえて筆をとった。

アジア学叢書 350巻 南洋景観

アジア学叢書 350巻 南洋景観

著者: 高宮久太郎

発行年月:2021年12月

原本:八雲書林、1940・昭和15 年刊。
写真・図31点収載。「本書は或る固い雑誌のいわば埋草用(…)の集積を基にしたのであるから、叙述の筆は外面的な聞見の平明な説明に終始し又一貫した趣意にも乏しいが、その代り主観的な臭みと体系的な硬さとは出来るだけ遠ざけたつもりである。群島を知ろうとする向に、ほんの手引ともなれば幸である。」しかし「孫びきの説明や中味のない概念を出来るだけ排除して、素直に見たまま聞いたままを記そう」の精神で書かれている。いわゆる委任統治領・内(裏)南洋の諸島を紹介する。

アジア学叢書 349巻 インドネシアン 蘭印の実体

アジア学叢書 349巻 インドネシアン 蘭印の実体

著者:竹井十郎

発行年月:2021年12月

原本:岡倉書房、1941・昭和16 年刊。
写真17点収載。「邦人は蘭印の土人というが、土人という言葉が、もし「土地の人」の意であるなら、吾々日本人も、日本の土人と呼ぶべきであろう。しかも天下誰一人、吾人を日本の土人と呼ぶものはない。けだし土人という言葉は、未開野蛮人の意に於て使われて居るからである。この一事を以てするもいかに邦人が民族に関する知識なく、民族研究の要が、いかに尊いものであるかを知らぬ証左であろう。」…日本人と戦争とアジア・民族と、一色で塗りつぶせる「歴史」はないことを思わせる貴重な民間人の研究。明治39 年(1906)東印度に渡りインドネシア人の生活圏内に入り23 年間、直接触れた経験をもとに、「同胞日本人」に向け、もっと知れと啓発を促す民族研究の成果。

アジア学叢書 348巻 カメラとペン 蘭印踏破行

アジア学叢書 348巻 カメラとペン 蘭印踏破行

著者:渋川環樹

発行年月:2021年12月

原本:有光社、1941・昭和16年刊。
写真160点、折込地図2点(著者蘭印踏破コース、蘭領東印度全図)収載。著者は記者で、執筆時は読売新聞特派員、シンガポール支社長(のちジャカルタ支局長)。第二次世界大戦が激しさを増す中、1940 年8 月から4 ヶ月間、オランダ領東印度を巡った見聞記。おびただしい数の写真が臨場感をもって当時の風物・生活の姿をいまに残している。人々との会話・談話も豊富、記者らしい読みやすい文章で、場面、当時の背景情報と軽快に話が展開する。

アジア学叢書 342巻 満洲野生食用植物図説

アジア学叢書 342巻 満洲野生食用植物図説

著者:向坂正次

発行年月:2020年10月

原本:千葉書店 1942・昭和17年刊。
(著者)「時には必要にせまられ、時には自らの希ひから、山野に出入して、草を摘み、茸を採り、持ち帰つては、料理した、植物の手すさびが、もう三百に余る程になりました。…野に山に、食用の植物を探ねると言ふことを、生理、経済といふ功利の面からだけでなく、懐かしい生活の古典として反省し、之を活かして、若菜、山菜の氷雪を凌いで大地に息吹く強烈な生命力と、霜にねられて更に充実する完成の力とを、お互の生活の上にも活かしたいものです。」
端正な手書き図版〈全259 点〉に、植物学的記述と、「食用」の観点から処理方法などの注釈を加える。