アジア学叢書 363巻 満洲事変秘史
第53回配本「満洲Ⅱ編」全5巻(363~367巻)所収
発行年月:2023年9月
価格:44,000円(本体40,000円+税10%)
ISBN:978-4-86688-363-2
体裁:A5判・880頁・上製・クロス装
著者(1871~1962)は東京高等師範卒、福島・山形の女子師範校長など教育界で活躍、また旅順博物館長を勤めた。事変の経過を国内外の報道や法令を追いながら関係重要人物の紹介を豊富に盛り込む。自身が肌身で取得した異色の〈総合的事変史〉。「40年間師範教育に一貫従事し、内20年間支那欧米を正視巡遊し、刻下の世相と世界の大勢とに鑑み満洲事変に於ける史実を叙して、我が日本帝国は素より、満洲帝国、中華民国を主とせる世界列国将来の為に、錬想熱血を注ぎたる」大冊(跋より)。
[復刻原本:満洲文化協会、1934・昭和9年刊。口絵写真5葉(満洲国皇帝・皇后陛下、粛忠親王、著者ほか)、写真・資料図版多数収載]
[目次抄]【詳細は「第53回配本」パンフレットに掲載】1.我が帝国の政局 2.事変と外交 3.満洲国独立前後の秘幕(至徳高運の元首/独立貢献の二邦人〔河本大作大佐、甘粕正彦大尉〕/独立幇助の三人男〔于冲漢、蒋介石、内田康哉〕) 4.勲功と大日本精神 5.教育革新の五大方針 6.支那軍閥の真相 7.支那の国民性:附録・日本人の長短所 8.結論(支那の将来と日本の覚悟/大生大死の教育) 附録篇:却老環少の仙薬
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