アジア

アジア学叢書 346巻 馬来語広文典

アジア学叢書 346巻 馬来語広文典

著者:宇治武夫

発行年月:2021年4月

原本:岡崎屋書店、1940・昭和15年刊[使用底本は昭和17年三版]。
〈自序〉私は大正11年4月東京外国語学校馬来語科に入学して、恩師上原訓蔵先生について馬来語の手ほどきを得、今日まで一ト時も馬来語とは離れた事がない程専ら馬来語研究に身も心も打込んで来た気儘者であるから、勢ひ講述の態度が不遜である様な事もあるかも知れないが、何卒寛大なる襟度を以て赦して頂き度いのである。

アジア学叢書 345巻 最新 馬来語教本 附 馬日・日馬・小辞典

アジア学叢書 345巻 最新 馬来語教本 附 馬日・日馬・小辞典

著者:上原訓蔵

発行年月:2021年4月

原本:新正堂、1942・昭和17年刊。
〈自序〉 最近しきりに、日本語化政策が喧伝されるが、これこそ最も注意を要する仕事でなければならぬ。抑々南方圏の言語構成現状は、英語、和蘭語、支那語、マレー語等であるが、マレー語こそは、最も尊重に値する言語である。マレー語は東印度、馬来半島一帯の土著語に最も近く、又同時に共通語である。政府当局は占領地一帯の土著語を尊重する旨声明してゐるが、これこそ時宜を得た政策と云ふべく且インドネシア民族を尊重するものと云ふべきである。〔…〕マレー語は南方圏の共通語であるし、マレー語修得こそは南方開発の最大武器たる事は多言を要せずして明かであらう。

アジア学叢書 344巻 実用馬来語辞書

アジア学叢書 344巻 実用馬来語辞書

著者:増淵佐平

発行年月:2021年4月

原本:花屋商会書籍部、1927・昭和2年刊。
〈序 井上雅二〉 従来、巷間に見る此種の著書は、海峡植民地々方に行はるゝ馬来語を基本とするもの多く、蘭領方面に業を従はんとするものには、必ずしも適切と評し難き憾あり、此時に当り、此の有用なる良著を公にせらる、蓋し其恵に浴する者、多かるべく、同君の此著ある、亦此辺に鑑みる所あつての事と信ずるのである。

アジア学叢書 343巻 馬来―日本語字典

アジア学叢書 343巻 馬来―日本語字典

著者:バチー・ビン・ウォンチ、平岡閏造

発行年月:2021年4月

原本:南洋協会台湾支部、1935・昭和10年刊。
〈序 長屋順耳(大正8年12月)〉 馬来日本語の字書としては平岡、バチー両氏共編の此の著を以て嚆矢とする〔…〕此の著は英領並に蘭領に行はれて居る馬来語の異同をも弁ずるに力めてあつて此の点に於ては比儔するものがない。
〈序 中目覚(大正11年7月 大阪外国語学校に於て)〉 支那語や英語を研究するの機関は我国に於ても相当に備はつて居る。然るに海峡植民地及蘭領印度七千余万の住民の常用する馬来語研究の機関に至りては遺憾に堪へぬ状態にある。馬来語を専門に教授する学校としては僅かに東京、大阪の二外国語学校あるのみで、又馬来語学修用の図書すら僅々十指を屈するに足る程で、又語学研究者に取りて必要欠くべからざる辞書の如きに至りては未だ一冊も見るべきものがない。

アジア学叢書 342巻 満洲野生食用植物図説

アジア学叢書 342巻 満洲野生食用植物図説

著者:向坂正次

発行年月:2020年10月

原本:千葉書店 1942・昭和17年刊。
(著者)「時には必要にせまられ、時には自らの希ひから、山野に出入して、草を摘み、茸を採り、持ち帰つては、料理した、植物の手すさびが、もう三百に余る程になりました。…野に山に、食用の植物を探ねると言ふことを、生理、経済といふ功利の面からだけでなく、懐かしい生活の古典として反省し、之を活かして、若菜、山菜の氷雪を凌いで大地に息吹く強烈な生命力と、霜にねられて更に充実する完成の力とを、お互の生活の上にも活かしたいものです。」
端正な手書き図版〈全259 点〉に、植物学的記述と、「食用」の観点から処理方法などの注釈を加える。

アジア学叢書 341巻 満洲食養読本 大陸日本の正しい食物/満洲の薬用人参

アジア学叢書 341巻 満洲食養読本 大陸日本の正しい食物/満洲の薬用人参

【満洲食養読本 大陸日本の正しい食物】桜沢如一著/【満洲の薬用人参】篠田信二著

発行年月:2020年10月

【満洲食養読本 大陸日本の正しい食物】
原本:日本食養研究所・1939・昭和14年刊。
著者は「マクロビオティック(食養)」の提唱者。著書・翻訳多数、世界各地を駆け巡る。満洲で生きるための食を食養の観点から論破する特異な書。

【満洲の薬用人参】
原本:発行人・篠田信二・1930・昭和5年刊。
(著者)「薬用人参に就ては医、薬学界に於ける専門的論文は既に数十編の多きに達し、而かも人参論文を以て博士号を授けられたる者尠なからざれども、不幸人参産業の指針とすべき著書は未だ世界に見出すこと能はず、此処に於て著者は起業数年間調査並に研究せし記録及び実際経営の結果より得たるものを纏め一小冊子となし、以て斯業者及び起業家の為め参考の資料に供せんと欲す。」国内機関所蔵が殆んどない稀覯書。

アジア学叢書 340巻 満洲料理法 一品料理の部

アジア学叢書 340巻 満洲料理法 一品料理の部

著者:佐藤美智子・小原楓

発行年月:2020年10月

原本::満洲事情案内所・1942・昭和17年刊。
著者(東京女子高等師範学校家事科出身)「私共は多年此の地の女子教育に従事して参りました関係上、いつかは満洲料理を日本に紹介する機も来らんかと、ポツポツ研究をつづけてまいりました。満洲料理は、経済的で栄養的で変化応用も自在、味覚の満足も相当に得易い点に於て庶民階級の食生活に対する必須条件を良く備へてゐる様に存じます。」

アジア学叢書 339巻 随園食単新釈補填 支那料理基本智識

アジア学叢書 339巻 随園食単新釈補填 支那料理基本智識

編著者:竹田胤久

発行年月:2020年10月

原本:陶楽荘・1938・昭和3年刊(改訂再版)。
中国料理書の古典=バイブルと称される(フランスのサヴァラン『美味礼讃』と並べ東の代表とも)、袁枚(えんばい)の料理書(1792年刊)の翻訳。雑誌「料理の友」編集長で料理に詳しい訳者が、初めて原文を併記し、随所に実際的注釈を加えて一般に分かりやすいように訳した。

アジア学叢書 338巻 支那食糧政策史/支那の食糧事情

アジア学叢書 338巻 支那食糧政策史/支那の食糧事情

【支那食糧政策史】馮柳堂著・森儀一訳/【支那の食糧事情】東亜経済懇談会編

発行年月:2020年10月

【支那食糧政策史】
原本:(支那文化叢書)人文閣・1941・昭和16年刊。
(著者)「中国の民食調節は既に三千余年の歴史を有し時々の改革は取つて以て今日の模範とすべき点が多い。その大要を簡明にし、その利害を究め現代社会に前代の長所を採入し、損益を斟酌することこそ食糧政策の根本である。(参考書籍としては経伝、子書及び各史食貨志、十一朝東華録、大清会典事例、馬氏文献通考、続文献通考、皇朝文献通考の諸書を主とし、此の外には通志、通典、荒政叢書、楊景仁の籌済篇、国際条約大全、通商章程成案彙編、海関貿易報告冊、…王芸生の六十年来中国と日本、張文襄の公電稿、皇朝経世文正続二篇、太平御覧及び説文等々)」
(訳者)「由来支那は「饑荒の国」と呼ばれ四千年来不災の年なく不荒の年なしと言つても過言ではなかつた。故に統治の要諦は「食ヲ足ス」――足食製作にあり、歴朝皆之を旨とし食糧問題の解決に全力を傾倒したのであった。本書はこゝに重点を置き上古より清末に至る迄の一貫した食糧政策を組織的、系統的に叙述したもので、饑荒の国支那が食糧問題に如何に悩み如何にその解決を図らんとしたかを説いて間然する所がない。」

【支那の食糧事情】
原本:(調査資料第6輯)東亜経済懇談会・1942・昭和17年刊。
「云ふまでもなく支那は農業国であり、四億の民の約八割が農業に従事してをり、彼等農民達はこれによつて生活してゐるものである。又その広大なる土地に就て見るに可耕地と云はるゝ土地は殆んど開拓し尽され、平野は勿論山腹までにも所謂梯田なる田圃を形成してゐる。従つて農産物の産出量も相当多量であることは言を俟たぬが、農業人口に比しその生産額の比較的少ないことは事実であつて、これ実に支那が人口過剰なりと云はれる理由の一つである。」

アジア学叢書 337巻 日・泰双用 タイ語(日本語)基礎

アジア学叢書 337巻 日・泰双用 タイ語(日本語)基礎

著者:富田竹二郎

発行年月:2020年4月

日本語を知る者がタイ語を学ぶ、またタイ語話者が日本語を学ぶとき双方に使えるように工夫された特異な構成、大冊。
原本:江南書院・1957・昭和32年刊。

【目次抄】第一篇:タイ語の文字と発音(標記法/ 音節/ 母音と母音符号:単・二重・三十母音、特殊な綴字と発音/ 頭子音/ 尾子音と尾子音字/ 子音・母音のアルファベット/ タイ語韻表/ 声調/ 擬似二重頭子音字/ 声調法則の例外/ 黙音字/ 一字再読/ 話音における母音・声調の変化/ 句読点・符号/ 数字/ タイ人の筆跡例/ 現代タイ語音節全表)/ 発音練習のための分類単語集) 第二篇:タイ語文法要綱(まえがき:文語・口語/ 女性語・男性語/話者と相手との社会的階級差/ 句読点と段落/ 品詞/ 語序word-order)/ 品詞論(名詞/ 代名詞/ 数詞/ 名詞・代名詞の性・数・格/ 動詞:方向動詞・助動詞/ 動詞の用法:法・時相・態・格/ 修飾詞/ 前置詞/ 接続詞/ 感嘆詞/ 梵・巴語の借用詞/ 装飾語/ 回転語)/ 構文論(文の類型/ 単文の構造:主語・述語動詞・客語/ 合文の構造・種類:順接・逆接・選択・因果/ 複文/ 混文/ 文の解剖例) 第三篇:日本語文法要綱 第四篇:日タイ表現文型(動作・事象/事物の性質・状態/ 修飾語+名詞または代名詞/ 修飾語+動詞/ 修飾語+修飾語/ 数と量/ 代示作用/ 場所と移動/ 時間/ 作用/ 可能・不可能/ 必要・当然とその否定/ 想像・推量/ 否定/ 疑問/ 態度の表明/ 連合・分離/ 比較/ 時間と動作状態の順序/ 対応/ 反転/ 原因・結果/ 目的/ 家庭・条件/ 無条件)