アジア学叢書 366巻 満洲牧場記

第53回配本「満洲Ⅱ編」全5巻(363~367巻)所収

著者:関屋牧

発行年月:2023年9月

価格:19,800円(本体18,000円+税10%)

ISBN:978-4-86688-366-3

体裁:A5判・350頁・上製・クロス装

アジア学叢書 366巻 満洲牧場記

著者は(奥付略歴より)1914・大正3年東京都生れ。昭和10年東京農業大学卒、13年鐘紡入社(農務課)、興安牧場、啓明農業の他数ヶ所の農牧場創設の企画をなしその後開戦中の北支中支の農村文化事業の企画創設に当る。昭和17年10月より鐘紡江北公司農務部調査課長。満洲における大牧場の生態(立案から運営まで)を具体的に記録した稀な書。馬の興安牧場、羊の王府牧場の昭和15年の実情を、物語風に「郷土学的な匂いと自然科学的な観察を織り込み」語り臨場感あふれる。写真30点弱収載
[復刻原本:奉天大阪屋号書店、1943・昭和18年刊]

[目次抄]【詳細は「第53回配本」パンフレットに掲載】
1.興安牧場(風土の眺め/育馬/白系露人/高原の狩猟/復活祭/牧野・森林・河川・漁族/馬の衛生/狼来了/場内の住民/土地の紛争/馬盗人/馬の歴史に就いて) 2.王府牧場(牧場の展望/土地と住民の歴史/牧場散策〔羊舎、断尾、去勢、薬浴、サイロー、農具庫、家畜舎と家畜〕/緬羊座談会〔宗教と羊、ギリシヤ神話から、羊肉料理、羊の毛について、羊の病気、出産・繁殖、アルカリ地帯、肥料、麦、家畜ビート、馬鈴薯、蔬菜、牧野、林野、年中行事、経営の意志〕

ご注文・お問い合わせ