教育

近代社会教育における権田保之助研究 娯楽論を中心として

近代社会教育における権田保之助研究 娯楽論を中心として

著者:坂内 夏子

発行年月:2019年8月

「民衆娯楽研究の第一人者」権田保之助 を「社会教育」の観点から読み直す。

大原社会問題研究所所員、文部省・厚生省専門委員嘱託として、関東大震災を挟み大正から昭和戦中期、数々の娯楽調査・社会調査(家計、労働、農村、学生、映画、月島・浅草等々)に関わり、今日に残る実証的研究・記録を残した。

「娯楽は本来「民衆主体」の生活創造としてある」
「「民衆娯楽」は権力が政策として方向付けるものではない」
「(震災からの)復興のバロメーターを民衆の娯楽要求に見る」

権田保之助の“仕事”への好案内。再読のために、初めて読むときに。多岐にわたる権田の著作群から、できるかぎり自身の用語・表現で語らせる形で構成し、権田の意図・真意を丁寧に辿った。

学校体育におけるボールゲームの指導理論に関する研究 フラッグフットボールを中心にして

学校体育におけるボールゲームの指導理論に関する研究 フラッグフットボールを中心にして

著者: 宗野 文俊〔そうの ふみとし〕

発行年月:2018年3月

「本書は、わが国の学校体育の中で、ボール運動系、特に「ゴール型」ゲームの指導の変遷をたどり、それぞれの時代における意義と課題を明らかにしながら、現代の学校体育授業におけるフラッグフットボールの指導内容を、その文化的・歴史的背景にもとづいて理論的に構築することを試みたものである。」(まえがきより)

日本における女子体育教師史研究

日本における女子体育教師史研究

著者:掛水 通子

発行年月:2018年2月

日本近代史・教育史に新たな視点で今日的課題に迫る大著
同じ女子教師であっても、女子体育教師のみが女子教師からも体育教師からも差異化されてきた理由は何か? 男女共修・男女共同参画時代における女子体育教師の役割をどのように位置づけるか
女子体育概念、女子体育教師像、教師養成機関の変遷等、女子体育教師の歴史と現状を厖大なデータをもとに詳細に跡づけ分析・考察し、今後の女子体育教師のあり方を考える基礎資料とする。
明治初期から現代に至る日本における女子体育教師史の全体像を体系的に明らかにした初の研究。 
*統計・調査記録・年表等 図表約250点収載

新しい時代の学校教育と教職の意義

新しい時代の学校教育と教職の意義

著者: 神山 安弘

発行年月:2017年12月

「本書は、教員をめざす方々に、学校教育が直面している実態や教員の職務について述べたものです。教員として子どもの前に立つことの意義や使命感、身分や職責、教員が直面する子どもの課題や教員としての専門性について理解を深めて欲しいと思います。そして、教員になるための挑戦を乗り越え、新しい時代の学校教育を創造する教員として子どものための教育に尽力していただきたいと思います。」(はじめに より)

高等学校における「親性〔おやせい〕準備教育」の在り方

高等学校における「親性〔おやせい〕準備教育」の在り方

著者:玉熊 和子

発行年月:2017年2月

高校生の時点で「親になること」を考え、学ぶことは、高校生の時点の教育でなされる必要があり、親への移行をスムーズにし、生涯発達やキャリア形成にも有益である。準備教育を実施していくための問題点、今後の可能性、課題を明らかにする。

川田貞治郎の「教育的治療学」の体系化とその教育的・保護的性格に関する研究

川田貞治郎の「教育的治療学」の体系化とその教育的・保護的性格に関する研究

著者: 高野 聡子

発行年月:2013年11月(大空社刊)

「教育的治療学」その体系化過程と理論・方法・実践の全貌を初めて提示

川田貞次郎(かわだ・ていじろう、1879-1959)は
第二次世界大戦以前に民間が創設した精神薄弱児入所施設の 一つで、大正8(1919)年6月7日、東京府大島に設立された財団法人藤倉学園(現在の社会福祉法人藤倉学園)において、設立時から彼が死去するまで常任理事・学園長として施設運営にあたった人物である。とりわけ学園長としての彼の業績は、藤倉学園での教育と保護の理論ならびに方法を教育的治療学と命名し、形成ならびに体系化したことであった。(…)
本書では、戦前の精神薄弱児に対する教育と社会事業の制度が未整備な中にあった精神薄弱児施設での教育と保護の実践およびその実態を探るべく、川田がいかなる理由から「教育的治療学」を構想、体系化し、それはどのような内容と方法で構成されていたのか、また彼の教育的治療学が、当時の精神薄弱児施設での教育と保護の理論ならびに方法としていかなる意義があったのかについて明らかにすることを目的とする。(序章 本書の目的より)