高校工業教育における教育課程の意図、実施及びその達成状況に関する研究(全2冊)

著者:山田宏

発行年月:2026年2月

高校工業教育における教育課程の意図、実施及びその達成状況に関する研究(全2冊)

◆工業高校(高校工業教育)が労働力需要や入学者の特性の変化にも関わらず、その教育内容を適合させることにより、職業教育としての機能を維持し続けることができたのはなぜか。教育課程の3つの側面(意図されたカリキュラム、実施されたカリキュラム、達成されたカリキュラム)に着目した枠組みによって、具体的な事実に基づき豊富な図表を駆使して確認する。◆戦後から現在までの「高校工業教育」を教育/社会の歴史から詳細かつ徹底的に分析。これからの日本・日本人に求められる職業教育とライフコース像を考えるために広く教育・研究・官界・実業界に必読の独創的研究
○推薦の言葉○ 木村 元(青山学院大学特任教授、一橋大学名誉教授)「高校工業科は、入学者の特性や労働力需要の変化への対応などの様々な困難を経ながらも、職業教育の機能が維持されてきたほぼ唯一の後期中等教育機関であろう。山田氏は、二書を通して、カリキュラムの意図・実施・達成の相へ着目し、戦後の職業教育の機能が維持されてきた要因を探るという野心的な試みを行った。小学科の実態の解明をはじめ、職業教育としての機能を維持し続けることができた理由を卒業生のライフコースを交えながら実証的に明らかにしている。幅広い資料を駆使し、これまでの高校工業科を対象としたカリキュラム史研究の水準を凌駕した力作であるといえよう。

【1】教育課程の意図と実際から見た高校工業教育:学習指導要領の策定経緯とその実施状況の歴史 価格:9,900円(本体9,000円+税10%) ISBN:978-4-86688-245-1 体裁:B5判・x+395頁・並製・カバー

【2】卒業者の職業と生活から見た高校工業教育:教育の成果・効果の社会学 価格:9,900円(本体9,000円+税10%) ISBN:978-4-86688-246-8 体裁:B5判・x+359頁・並製・カバー

著者:山田宏(やまだ・ひろし)1952年生、71年東京工業高等専門学校電気工学科中退、76年東京大学教育学部教育学科卒業、76年から2012年まで経済企画庁、国土庁、内閣府、通商産業省、臨時教育審議会事務局、参議院事務局、海外経済協力基金、総合研究開発機構で勤務、2023年一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程修了 博士(社会学)。 〔著書〕 『高専教育の発見―学歴社会から学習歴社会へ』(矢野眞和・濱中義隆・ 浅野敬一編、岩波書店、2018年、第6章担当)、『境界線の学校史戦後日本の学校化社会の周縁と周辺』(木村元編、東京大学出版会、2020年、第7章担当)

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