8月6日〈広島・原爆〉 「NHK わたしの自叙伝」[CD37]より 橋本宇太郎(囲碁棋士)《空襲下の対局》

橋本宇太郎 はしもと うたろう 1907(明治40)年2月27日~1994(平成6)年4月6日
□囲碁棋士 大阪府出身 久保松勝喜代八段門を経て上京、瀬越憲作に入門 第2期本因坊戦で、かつての師久保松に敗れる(1943) 久保松急死のため挑戦権を得て本因坊位につく 関西棋院理事長 兵庫県文化賞 勲三等旭日中綬章

NHK わたしの自叙伝[CD37収録]橋本宇太郎《空襲下の対局》(1980年10月16日放送[29分29秒]〉より

「碁はいのち ◇原爆の碁盤=この盤石は35年前に本因坊戦で岩本先輩が挑戦者となり打たしてもらった時の碁盤です。原爆の碁盤といってもいい盤石です。 ◇警察からの中止命令=情勢が急速に変化して広島では碁を打っては困る。もし、対局をするようなことがあれば、ただちに電話をしてくれないか、と。 ◇空襲下の対局=第一局の二日間、艦載機が呉の方から、そうですね、まあ7~800機は広島の上空に潜入してきたんですね。第二局は五日市で、ちょうど津脇さんのお宅からは広島市が一望に見えました。10キロ離れておりますが、障害物がございませんのではっきり見えます。 ◇原爆投下 初めて見ました光景が地獄ですね。寄りすがりながら広島の方から五日市へ帰ってこられる。藤井さんはじめ、多くのお世話くださった方々が亡くなっておられます。私は非常に痛惜に堪えません。」

★詳しくは「NHKわたしの自叙伝[CD37収録]」