8月6日〈広島・原爆〉 「NHK わたしの自叙伝」[CD26]より 丹下健三(建築家)《建築・道・ひろば・都市》
丹下健三 たんげ けんぞう 1913(大正2)年9月4日~2005(平成17)年3月22日
□建築家 大阪府出身 東京帝国大学卒業 東京大学教授 丹下健三都市建築設計研究所社長 広島平和記念公園・代々木第一体育館など設計 多くの国家プロジェクトを手がける 文化勲章 レジオンドヌール勲章
NHK わたしの自叙伝[CD26収録]丹下健三《建築・道・ひろば・都市》(1980年11月20日放送[28分13秒]〉より
「◇広島の平和記念公園=一つは伝統を現代の日本の建築技術の中に、どうやって生かして行くかという問題でしたが、もう一つの問題は、都市全体を統一するような、象徴的な中心としての広島会館を考えることでした。 ◇機能主義というのは大事な事ですけれど、建築が、都市の中に並ぶ場合に、文法のようなものが必要だと感じ始めたわけです。それを構造主義という名前で呼んでいるわけであります。 ◇東京オリンピック屋内競技場の設計=一つは新しい技術を使って新しい空間をつくること。もう一つは、二つの大勢の人が集まる体育館と、原宿、渋谷駅、この四つの地点をどうやって結んでいくか、いわゆる都市計画的な問題でした。 ◇1970年万博=私はそれを木に例えまして、幹とか枝をきちっと与えてあげれば、そこにいろんな形の花が咲いても、一応全体としての調和が保たれるのではないかと、考えました。」

