シリーズ福祉に生きる68 平野恒

シリーズ福祉に生きる(編者:津曲 裕次)

著者:亀谷 美代子

発行年月:2018年3月(第三刷)

価格:本体2,000円(税別)

ISBN:978-4-908926-38-9

体裁:B6判・208頁・並製・カバー装

特記:第一刷(2015年11月)、第二刷(2016年2月)大空社刊。第三刷(2018年3月)大空社出版刊。

シリーズ福祉に生きる68 平野恒

次の世代を担う子どもを育てる。いつのときも、保育を必要とする子どものために「なぜ保育がこの子どもたちに必要なのか」「保育とは何なのか」を考えること。
「保育事業の真の目的は、子どもを集団生活になじませることよりも、まず子どもの生命の尊さを、子どもにも人としての権利を認めることが重要だ。」
現・横浜女子短期大学を創設、保育者養成を高等教育に位置づけ、児童福祉施策の実現、保育者の地位向上・待遇改善に尽力した「神奈川のお母さん」の生涯(1899~1998)。

【目次抄】
はじめに 「おさなごにまなぶ」の思い出 横浜女子短期大学学長 平野建次
1 保育を志すまで 
平野家に生まれて/平野家の周辺/転機/人生の岐路に立つ/婦人ホーム初代寮長となる/学びへの道/青山学院神学部に学ぶ
2 社会事業の道へ 
中村愛児園・相沢託児園を継ぐ/母子福祉施設を開く/保育者養成の創生/敗戦まで
3 戦後の再生と児童福祉
混乱期を生きる/児童福祉の実現をめざして/世界を知る旅へ
4 保育・幼児教育の発展のために
子どもたちのしあわせを求めて/専門教育の充実へ向けて/保育者の専門性、地位の向上をめざして
終章 保育者へのメッセージ
参考文献/年譜/人名索引

平野恒(ひらの・つね 平野恒子 1899~1998)神奈川県藤沢生まれ。仏英和高女(現白百合学園)・青山学院神学部に学ぶ。婦人矯風会婦人ホーム寮長から貧困生活児のための保育施設園長となる。キリスト教精神に基づき春光園母子寮を、戦争遺族救済のために横浜母性学園を開く。戦後は、戦災孤児や浮浪児を救う施設や養護施設・高風子供園を設立。専門的な知識技術に長けた保母の養成を目的に横浜保母学院を創設、後の横浜保育専門学院、現・横浜女子短期大学へと発展させ、保育者養成を高等教育に位置づけた。児童福祉施策の実現、保育者の地位向上・待遇改善に尽力し「神奈川のお母さん」と呼ばれた。

【著者紹介】藤沢市立保育園園長、藤沢市健康福祉部参事、認定こども園ゆうゆうのもり幼保園副園長、横浜女子短期大学教授などを経て、(社福)白峰会白峰保育園園長。著書に『子育て支援』(共著、大学図書出版)など。/【編者紹介】長崎純心大学大学院教授、高知女子大学名誉教授、筑波大学名誉教授。

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