シリーズ福祉に生きる47 吉見静江

シリーズ福祉に生きる(企画編集:津曲裕次・一番ヶ瀬康子)

著者:瀬川和雄

発行年月:2001年7月(大空社刊)

価格:2,200円(本体2,000円+税10%)

ISBN:4-283-00077-9

体裁:体裁:B6判・186頁・上製

シリーズ福祉に生きる47 吉見静江

(よしみ・しずえ 1897・ 明治30~1972・昭和47年) 「どんな事態に出会っても最後まで近隣の人々のお役に立つようでありたい」善隣の思いを女子教育に、さらに児童福祉へと、ひたむきに歩み続ける生涯。

(目次より)
第一章 誕生・成長
おいたち/良き友を得て/学校生活(日本女子大学校附属高女・日本女子大学校英文科)

第二章 教員生活
新しい人生経験/日語学校に

第三章 社会事業との出会い
職業の転換/米国へ留学/セットルメントと興望館

第四章 興望館に勤務して
業務主任に就任/よき先輩との出会い/最初の仕事

第五章 興望館 日々のあゆみ
事業の内容/保育園/保健指導/保育園給食/少年少女部/日曜学校/宗教集会/青年部/キャンプ/白米廉売/授産部

第六章 戦時下のセットルメント
社会情勢の変化/創立20周年/外人理事の退任/沓掛学窓キャンプ/保育園の組織変更・疎開/少年少女部・青年部/授産所・診療所/疎開の家・富が岡疎開保育所

第七章 敗戦・セットルメント活動の再開
セットルメントの再開/養護施設・農場計画/先生の外部諸活動

第八章 厚生省への道
終戦直後の児童福祉/保育課長として/個人としての吉見静江

第九章 茅ヶ崎学園
虚弱児施設とは/施設開設の準備/子供らと共に/その他の社会活動/晩年

年譜/引用・参考文献

【著者紹介】
(せがわ・かずお)日本東部神学校(現・東京神学大学)卒業、日本社会事業学校研究科卒業、日本基督教団教師(牧師)を43年間勤め隠退。編著:『興望館セツルメントと吉見静江―その実践活動と時代背景』(興望館)など。

【編者紹介】
(つまがり・ゆうじ)長崎純心大学大学院教授、高知女子大学名誉教授、筑波大学名誉教授。専攻は知的障害者施設史。
(いちばんがせ・やすこ)日本女子大学名誉教授。専攻は高齢者・児童・障害者福祉等、社会福祉全般。

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