日本における女子体育教師史研究

著者:掛水 通子

発行年月:2018年2月

価格:本体16,667円(税別)

ISBN:978-4-908926-32-7

体裁:A4判・500頁・並製・カバー装

日本における女子体育教師史研究

日本近代史・教育史に新たな視点で今日的課題に迫る大著
同じ女子教師であっても、女子体育教師のみが女子教師からも体育教師からも差異化されてきた理由は何か? 男女共修・男女共同参画時代における女子体育教師の役割をどのように位置づけるか
女子体育概念、女子体育教師像、教師養成機関の変遷等、女子体育教師の歴史と現状を厖大なデータをもとに詳細に跡づけ分析・考察し、今後の女子体育教師のあり方を考える基礎資料とする。
明治初期から現代に至る日本における女子体育教師史の全体像を体系的に明らかにした初の研究。 
*統計・調査記録・年表等 図表約250点収載

(目次 より)
第1部 「女子体育」の形成
 女子体育関係名辞/大正期体育書にみる女子体育の分化/戦前の学校体育制度における女子の特性
第2部 「女子体育は女子指導者の手で」の考え方
 「女子体育は女子指導者の手で」の出現
第3部 女子体育教師誕生前後の女子体育を教えた教師たち
 明治期における私立女学校、高等女学校の体育の指導者/明治期ミッション・スクール外国人女性宣教師による体育指導
第4部 女子体育教師養成の始まり
 高橋忠次郎:私立東京女子体操音楽学校の創立者として/藤村トヨによる私立東京女子体操音楽学校の再興
第5部 女子体育教師の定着
 明治後期~昭和戦前期における各種学校・高等女学校・実科高等女学校等の女学校体操科受持ち教員
第6部 明治期から昭和旧制度期までの女子体育教師養成機関と体操科教員免許状取得者
 私立東京女子体操音楽学校、日本体育会体操学校女子部、女子高等師範学校国語体操専修科、臨時教員養成所等
第7部 女子体育教師の教育と職歴
 女子体育教師養成機関卒業生の職歴
第8部 男女共同参画社会における女子体育教師の役割 
 戦後における保健体育科教員養成における男女差の検討(1949-2001)/女子体育大生・高等学校体育教師と校長からみた女子体育教師の役割/女子体育教師数減少の観点から/男女共修体育からみた男女平等体育の実現状況
〈付録〉
①明治・大正・昭和旧制度期文部省教員検定試験体操科(体錬科)試験検定 ②日本における女子体育教師数と役割の変遷 ③教員養成を目的としない国公私立大学・短期大学保健体育科教員養成機関(1949年-2004年) 他

【著者紹介】東京女子体育大学教授、同大学体育研究所長。

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