江戸時代庶民文庫 92巻 家業道徳論ほか

第2期第7回(全5巻・91~95巻)配本所収

解題者:小泉 吉永

発行年月:2021年5月

価格:19,800円(本体18,000円+税10%)

ISBN:978-4-86688-092-1

体裁:A5判・380頁・上製・クロス装

特記:分売可

江戸時代庶民文庫 92巻 家業道徳論ほか

【ジャンル】書名(主な作者/刊行年など)
【商業】
○家業道徳論(河田正矩/元文3年)
○商人生業鑑(岩垣光定/宝暦7年)

○家業道徳論(河田正矩/元文3年)
士農工商それぞれに職務に応じた徳目や求められる能力が異なるという立場から説かれた町人向け通俗教訓書。収録は25項。「天地の間理は一つにあらざる之辨」「家業を専とするは儒仏の極意なる之辨」「無能は有能に勝りて其身に益ある之辨」「其職によりて五常にも本末の序ある之辨」「異端外道とは家職の外を務るを謂之辨」「卜筮に未来は定難き之辨」「孟子の性を善といふは方便の説なる辨」「異国の風俗は悉く我朝には合ざる之辨」「教化によりて気質は変ぜざる之辨」「家業道徳の利益余教に超過之辨」「極楽浄土に往生無益之辨」等。
○商人生業鑑(岩垣光定/宝暦7年)
絵入りの商人教訓書。内容は、商人の職分と後継者の育成、倹約と吝嗇の違い、安きに居て危うきを忘れぬ事、ある薬種問屋の「万日開闢帳」の話とその商売の趣き、買い置きの仕方、命ほど大切なものはない事、わが子を出家させる心得、利方は良くても世上の気に叶わぬ事、春夏の入用物は冬から心懸け用意する事、一紙も粗末にせぬ事、人は賢いようで愚かな事、人の器量を見極める事、親しきに礼儀ある事、金銀の出入り勘定は主人が念を入れるべき事、幼時から召し使う奉公人に情けをかける事など。

解題者紹介:往来物研究家、往来物倶楽部代表、立正大学・人間総合科学大学非常勤講師、学術博士。(原版作者は各巻参照)

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