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往来物大系 [全100巻/4期分配本]


■監修 石川松太郎
■造本 A5判/上製
■各巻550頁平均
■全100巻セット定価(本体1,456,310円+税)

[1992-94年発行]

※左画像は「教科用往来」より
  「小笠原流百箇条」 明和7(1770)年




後世に伝えたい、すばらしい庶民文化。
「往来物」を通じてあらためて知る日本文化の奥行きの深さと多彩さ
寺子屋などで教材として使用された初歩教科書・往来物。
近世・明治初期までにつくられた往来物は「謙堂文庫」に約5000点架蔵されていますが、
うち約700点を精選して全100巻に影印収録しました。 これだけの点数の貴重な往来物がまとまっているものは他にありません。



往来物が有益なのは、日本教育史の研究に限ったことではありません。


【ことばの研究に】
使用されている語句や慣用句・格言などを700点の往来物から集めても膨大なものになります。

【生活史の研究に】
手紙や日常の文書の形式・用語・書簡作法、生活全般の礼儀作法、家庭生活・家職の心得などがわかります。

【女性史の研究に】
女性に求められた多様な知識・教養(裁縫・食生活・家庭医学・信仰・迷信など)・趣味など
豊富な情報があふれています。

【郷土史の研究に】
「地理科往来」には、当時の地名・物産など地誌的事項が多く、
旅行が盛んになった江戸時代の庶民の地理的知識の基礎となりました。

【書誌学の研究に】
表紙から奥付・裏表紙まで、史料的価値のあるものはすべて収録しました。
本の体裁、刊行年月日、発行書肆、書肆の住所などの情報も得られます。


内容一覧

第1期
1〜1巻
「古往来」12巻 収録点数62点 定価(本体174,757円+税)
第2期
13〜42巻
「語彙科往来」8巻 収録点数71点 定価(本体436,893円+税)
「消息科往来」10巻 収録点数48点
「教訓科往来」12巻 収録点数116点
第3期
43〜72巻
「歴史科往来」8巻 収録点数77点 定価(本体436,893円+税)
「地理科往来」12巻 収録点数134点
「産業化往来」10巻 収録点数94点
第4期
73〜100巻
「社会科往来」8巻 収録点数68点 定価(本体406,767円+税)
「女子用往来」14巻 収録点数62点
「百人一首」2巻 収録点数8点
「理数科往来」2巻 収録点数12点
「合本科往来」2巻 収録点数5点



▲「歴史科往来」より
 「曽我往来」 文政67(1823)年 



▲「地理用往来」より
  「隅田川往来」 天保13(1843)年