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心と社会のメンタルヘルス
[全13巻]

■監修・編集 (財)日本精神衛生会
■造本 A5判/上製丸背/函入
■全13巻 別冊索引編セット 
■定価(本体120,000円+税)+別冊索引編
[2001年発行]




現代社会がかかえるもっとも深刻な問題に総合的にアプローチする

各巻名称と編集方針 各巻内容(抄録)
 
1 現代社会とストレス

ストレスの大きい現代社会において、そのストレスと上手につきあいながら生きていくための知見を示す。

高度情報化とストレス/企業の精神衛生/職場と精神の健康/明るい職場と家庭をめざして/職場コミュニティの精神保健活動/交通と現代/環境とストレス/精神保健と社会・生態系の問題/増加する子ども・成人・高齢者への虐待を考える/都市生活と精神衛生/いじめとリストラ/これからの心と社会/パチンコ依存症
2 芸術・宗教・文化

人間らしい生活をおくるうえでの芸術・宗教・文化の果たしている役割を示す。

日本人の心/日本人の国民性について/医療と信仰―各教団は医療とくに精神科医療をどう考えるか/精神保健と宗教・文化/捧げる行為の変容/宗教カルトの問題とその対策/オウム事件の背景/神、愛、モラル/芸術と狂気/創造と表現の病理/医療と芸術/語ろう、探ろう、人の世の笑いを/自分史の展開/お化け・オカルト・学校の怪談/音楽と精神医学/芸術療法と美術館のこと/精神のエコロジーとしての芸術療法/芸術療法の現在/傲慢な日本人
3 こころとからだ

人間の心とからだは互いに支え合っている。摂食障害やアルコール依存、薬物依存の問題の解決の途を示す。

「こころ」と「からだ」/睡眠薬と不眠症の治療/気と病/ストレスと体のしくみ―精神生理の視点から見た心身症/ライフサイクルと精神保健/児童・思春期のストレスと精神保健/心と薬/習俗とクスリ/薬物乱用・依存の理解と予防教育/アルコールと現代/アルコール依存症の治療の現状/酒と人間・社会/アルコール問題を考える/現代社会・増加するアルコール依存症と覚醒剤依存症/思春期のメンタルヘルス/拒食・過食をめぐって/摂食障害をめぐって
4 生きることと死ぬこと

生きることとはどういうことか。死や自殺を通して、生きることの意味を問う。

現代の生と死―自殺の要因としての精神障害/自殺を考える―抑うつと自殺/自殺を考える―子どもの自殺/小児の自殺についての幾つかのトピックス/青少年の自殺報道について/余暇と精神衛生/精神衛生における期待と反省/災害と精神保健―阪神大震災が招いた精神不安定を示す子どもとのかかわり/性的非行にみられる青少年の性倒錯/性のイメージとマンガ・コミックス/偏見/孤独/犯罪と心
5 青少年のこころ

「キレる」青少年がなぜ続出するのか。青少年のこころに向き合う方法を探る。

青年の病理―発達的にみた青年期 青年はコトナである/青少年の心の危機/現代の若者/心の教育/青年・社会・大人達/子どもにとっての現代/子どものストレス・家庭・社会/ひきこもり/「キレる」のも相互行為/思春期の現在/思春期の体から心へ/最近の若者の問題点/現代の若者の心理/遊べない若者たちと遊べる臨床家たち/児童・青年の精神保健について思うこと/青少年育成の今日的課題/子どもたちは今、こころの居場所を求めて
6 不登校・いじめと学校

小学校・中学校での不登校やいじめはなぜ激増しているのか。父母や教師の対応を考える。

教育と精神衛生―小・中学校の人格発達/学校精神衛生の展望1/学校精神衛生の展望2/学校精神衛生/登校拒否・不登校を考える/不登校/登校拒否児から老人医療へ/現代のいじめ現象について考える/学校精神保健/カウンセラーが学校に入るという事/学校コンサルテーションからみた「いじめ」について/現代の子供達の心理特性/不登校児のイギリスステイ体験/大学と精神衛生/キャンパス精神医学25年の流れ/教職員のメンタルヘルス/教師の精神保健/教師のメンタルヘルス@/教師のメンタルヘルスA/教師のメンタルヘルスB−1/教師のメンタルヘルスB−2/教師のメンタルヘルスC
7 家族・親子・夫婦

核家族化・少子化がすすむなかで、家庭の教育力の低下や児童虐待等の問題が浮かび上がっている。今後の家族のありようを探る。

家族/中年の心と健康/中年期の危機/家族・家庭の諸問題/精神障害者をもつ家族の精神保健/中年夫婦の危機を考える/国際家族年とメンタルヘルス@/国際家族年とメンタルヘルスA/国際家族年とメンタルヘルスB/国際家族年とメンタルヘルスC/主婦のメンタル・ヘルスは今/少子化とメンタルヘルス/結婚と離婚のメンタルヘルス/求められる新しい「イエ」/親と子/家庭内暴力/診察室から 思春期精神障害の親子にふれて/アダルト・チルドレンというコンセプトの魅力/子ども虐待問題によせて/虐待問題を抱える母親たちへのアプローチ/児童虐待への取り組みを/住宅と精神衛生
8 高齢者のこころ

高齢化社会が到来している。高齢者の生きがいとは何か。高齢者は何を求めているか。高齢者とどう向き合うかを示す。

老年―家庭での老人/老人と精神衛生/豊かな高齢期と精神衛生/老人の精神衛生/老年精神医療/老人の在宅訪問について/高齢化社会における心の健康と福祉/老人自殺の多発地域への危機介入活動/老年期痴呆疾患の治療と看護について/日本における痴呆性老人対策の経緯/痴呆性老人を対象としたデイホーム事業/地域での精神医療と老人/高齢社会の地域ケアと福祉/黄金の年齢に達した人の家/痴呆性老人への援助/新潟県東頸城郡松之山町における老人自殺予防運動/高齢者介護/痴呆老人は今 連載にあたって/痴呆老人は今@/痴呆老人は今A/痴呆老人は今B
9 日本と世界の精神保健

精神衛生の施策の現状と課題を示す。

世界の精神衛生/日本の精神衛生が歩んだ道/精神衛生相談の立場から/日本の精神衛生の回顧と現状/国際化時代/精神保健活動の前進をめざして/世界の精神医療の流れ/戦後日本の精神科医療の変遷について
10 精神医療と臨床心理

精神医学にもとづく精神医療の具体的方法を示す。

素質と環境/精神療法・心理療法の総合的マニュアル/精神治療に関するハンドブック/相談のすべて/リハビリテーション/精神障害者のリハビリテーション/メンタルヘルスとケア/分裂病者への個人精神療法/社会の変化とこれからの精神病院/アルツハイマー病をめぐって/コンパニオンアニマルと痴呆老人/アルツハイマー型痴呆が不治の病でなくなる日をめざして/メンタルヘルスにおけるセルフヘルプ・グループの意義/人格障害を取り上げる時代/文化としての精神医療
11 精神医療の状況

精神医療はどこまで進展しているか。あるべき精神医療の方向を示す。

日本の精神病院/精神科での通院/救急医療と精神衛生/病院医療と地域医療/自閉症の精神衛生対策/自閉症概念の変遷をめぐって/山梨県における精神医療の現状と問題点/明日の地域精神医療を考える/精神科緊急医療と地域社会/救急精神医療の重要性を考える/学習障害と小児・思春期精神医学/成人期の小児精神科疾患/埼玉県の精神保健医療の現状と展望
12 精神障害者の人権と福祉

精神障害者の人権はどうなっているか。その人権を保障するために求められていることは何かを示す。

国際障害者年によせて/精神障害と社会/精神衛生法改正について/精神障害者の福祉をめぐって/現行精神衛生法は悪法か/精神衛生法改正をめぐって/精神医療と人権/障害者の権利の自立/精神衛生法をめぐって/精神障害者福祉と医療における心理臨床家の役割/精神病者への偏見と差別/精神保健法の任意入院について/精神障害者を支える医療と福祉/開放病棟から将来の精神病院を考える/精神保健法の改正論議について/精神科医療の基本法は精神保健法だけではない/今回の「精神保健福祉法」改正をめぐって/優生保護法から母体保護法へ/精神保健福祉法改正
13 心を病む人々とともに

精神障害者の社会復帰を支えるために健常者ができることは何かを考える。

社会復帰への援助/精神健康と社会的援助/精神障害者の地域援助システムを考える/精神障害者社会復帰活動の現状/精神障害者の地域サポートシステム/障害者の社会参加/地域活動いきいきと/精神障害者の自立就労をめざして/メンタルヘルスとボランティア/こころのボランティア活動からのメッセージ/現代ノーマライゼイションの落とし穴/地域精神保健福祉の目指すもの/精神障害者の地域リハビリテーションへの道程